オイラーの方程式

ある関数の積分F(x, y, dy/dx)を考えます。その差異をδFとするとこれが極値を持つ条件というのを考えてその導関数の変分を取ります。その変分は微分と入れ替えることができそれに今度は全微分の公式を適用します。

2重振り子②-微小でない場合

図のそれぞれのおもりはどちらも質量をとし、そのおもりをつないでいる糸の長さはlで曲がったりせずかつ重さは無視できるものとします。こうしたときの微小振動ではない場合の2重振り子の振動を考察していきます。

連成振動の解②━3重ばねの振動

以下のような図において、壁側についているばねのばね定数をc、真ん中のバネのバネ定数をkとし、そのバネの境に重さmのおもりをつけた場合の連成振動の解をラグランジアンを使って考察していきます。

ヘヴィサイド演算子法

ヘヴィサイド演算子とは、電気工学者オリヴァーヘヴィサイドによって発明考案された微分積分における作用素を代数的に取り扱ってオペレータ作用素をD=d/dtのようにおき、それによって連立微分方程式の解をシステマティックに導いていくという一連の手法になります。

波動方程式

2階の偏微分方程式における境界値問題として、ここでは波動方程式を取り上げます。波動方程式とは、波動の変位に関して時間と座標に関する変数を独立変数としてとらえることのできる定数係数型偏微分方程式(双曲線偏微分方程式)であり、この方程式における境界値に関する問題を、半区間におけるフーリエ積分表示などを使って解いていくことを考えていきます。