微分演算子法(ヘヴィサイド法)による連立微分方程式の解法の2回目。部分分数分解などを使用して実数と虚数の区別をしていきながら解を求めていきます。
連立微分方程式の解法②
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微分演算子法(ヘヴィサイド法)による連立微分方程式の解法の2回目。部分分数分解などを使用して実数と虚数の区別をしていきながら解を求めていきます。
ある時間に関する関数f(t)において、t<0で0、t≧0において1となるような関数を考えます。これをヘヴィサイドの階段関数、またはヘヴィサイドの単位関数などと言ったりします。このセクションではこのヘヴィサイド階段関数がラプラス変換においてどのような振る舞いをするかを考察していきます。
コリオリ弾道軌道計算の3回目。長射程における軽火器による弾丸の弾道軌道計算を導いていきます。最終的にどのような起動を描くのかを数式によってあらわしていき、結果として実際の射撃ではどうなるかを考察していきます。
長距離における軽火器の弾道軌道計算の2回目。求められた3つの連立微分方程式を解いていきます。定型数2階非同次微分方程式を解いていくことになりますがここではヘヴィサイド演算子法という計算法を使用して解を導いていきます。
“コリオリ”というのは地球が回転することによっておこる見かけの運動力を、回転座標上で移動したときの移動方向と垂直な方向に受ける慣性力の一種を数式で表現したものになります。実際の現象で有名なのは台風の回転する向きなどで、それ以外には射程数キロをこえるような長距離狙撃などを行う場合はこのコリオリ力の影響を考慮する必要があり、よくマンガやアニメなどでその題材にされることもあるようです。この長距離弾道軌道計算の連立微分方程式を導いてそれを具体的かつ厳密に解いていきます。3回に分けて続きます。