ヘヴィサイドの階段関数

ある時間に関する関数f(t)において、t<0で0、t≧0において1となるような関数を考えます。これをヘヴィサイドの階段関数、またはヘヴィサイドの単位関数などと言ったりします。このセクションではこのヘヴィサイド階段関数がラプラス変換においてどのような振る舞いをするかを考察していきます。

ヘヴィサイド演算子法

ヘヴィサイド演算子とは、電気工学者オリヴァーヘヴィサイドによって発明考案された微分積分における作用素を代数的に取り扱ってオペレータ作用素をD=d/dtのようにおき、それによって連立微分方程式の解をシステマティックに導いていくという一連の手法になります。